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コラム

プラセンタに期待できる効果や特徴を徹底解説!使用上の注意点も紹介

プラセンタに期待できる効果や特徴を徹底解説!使用上の注意点も紹介

美容や健康への効果が期待されているプラセンタ。名前は聞いたことがあるけれど、どのような悩みに効果が期待できるのか、よく分からないという人も多いのではないでしょうか。

この記事では、プラセンタについて徹底解説します。「プラセンタって何?」「どのように使うの?」「プラセンタの効果や副作用の有無を知りたい」という人はぜひ参考にしてみてください。

プラセンタとは

プラセンタ(Placenta)とは、哺乳類の胎盤から抽出される成分のことです。プラセンタは主にヒト、ブタ、ウマ、ヒツジなどの胎盤から抽出したものを言い、美容や健康などへの効果が期待できると言われています。

プラセンタの歴史

近年知名度を上げているプラセンタですが、実は古くから美容や医療へ用いられてきた歴史があります。まずはプラセンタの歴史について見ていきましょう。

世界におけるプラセンタの歴史

プラセンタの歴史は古代ギリシャから始まっているのではと考えられています。

「医学の父」と言われたヒポクラテスは初めてプラセンタを用いた施術を行った医師だと言われています。
また、世界3大美女の一人・クレオパトラも美しさを維持するためプラセンタを用いていたそうです。
文献などは残っていませんが、このように古代ギリシア・エジプトの時代から、プラセンタの存在に着目していた人物達の話が今も言い伝えられています。

史実として残されているプラセンタ最古の記録は739年。本草拾遺(ほんぞうしゅうい)という中国の本に、漢方としてプラセンタ(胎盤)が登場しています。漢方では、胎盤を「紫河車(しかしゃ)」といい、中国のさまざまな名医が治療に用いてきたそうです。

日本におけるプラセンタの歴史

日本におけるプラセンタの歴史は江戸時代まで遡ります。加賀の三大秘薬・混元丹(こんげんたん)には人の胎盤が配合されていたそうです。

また、日本では古くから胎盤食という風習が存在しています。一部の地方では、出産後に排出した胎盤を滋養強壮のために食す風習があり、今なお胎盤食を行っている人も。

日本では健康面、主に滋養強壮の効果を期待した用途が多いですが、実は古くからプラセンタをさまざまなシーンで用いてきました。

現代医学におけるプラセンタの歴史

近代医学としてプラセンタが医療や美容に用いられるようになったきっかけは1930年、旧ソ連が始まりです。オデッサ医科大学教授・フィライトフ博士がプラセンタ埋没療法を提唱。これにより、プラセンタの持つ可能性が世界に広く発信されました。

日本でも1950年代にプラセンタ含有の医薬品が厚生労働省より認可される運びとなったのです。

プラセンタに含まれる成分

胎盤はお母さんと赤ちゃんを繋ぐ器官です。お母さんの体から栄養や酸素を赤ちゃんに送り、時には有害な物質を胎盤でせき止める役割も持ちます。
お母さんの子宮から胎盤が剥がれ落ちてしまうと、お腹の赤ちゃんは生命の危機に陥ってしまうことも。胎盤はそれほど重要で高性能な器官なのです。

哺乳類にとって、新しい命が誕生する上で欠かせない器官である胎盤。そんな胎盤から抽出されるプラセンタには以下のような栄養分が含まれることが分かっています。

プラセンタに含まれる栄養分

アミノ酸、ビタミン、ミネラル、核酸、活性ペプチド、酵素、ムコタ多糖類など

これらの成分は主に、肌や筋肉、血液などを作るために必要な成分で、代謝をサポートする働きがあります。

プラセンタに期待できる8つの効果

プラセンタに期待できる8つの効果

プラセンタは美容や健康に効果が期待できることが分かってきましたね。続いては、具体的にプラセンタに期待できる効果についてみていきましょう。

【期待できる効果その1】シミの予防・抑制

シミができるメカニズム

シミができる原因は肌に存在する色素成分メラニン。メラニンは紫外線を受けるとチロシナーゼという酵素の力を借りてメラニン色素を生成します。これが、シミの発生するメカニズムです。

プラセンタには、チロシナーゼの働きを抑制する効果が期待されます。また、新陳代謝を促す成分が豊富なため、既にあるシミの抑制においても効果が期待できるのも注目すべきポイントです。

【期待できる効果その2】肌荒れの改善

プラセンタには消炎作用が期待できる成分が多く含まれています。そのため、ニキビやアトピー性皮膚炎などにも効果が期待できます。細胞の修復効果も期待できるため、美肌成分として肌荒れの治療に用いることも多いです。

【期待できる効果その3】肌の保湿

プラセンタには豊富な保湿成分が含まれており、乾燥肌の改善にも効果が期待できます。肌の水分不足は、肌荒れの他シミなどの発生も促進してしまうため、プラセンタによって保湿力が高まると、同時に肌荒れやシミの予防にも繋がりやすいです。

【期待できる効果その4】アンチエイジング

本来、有害な菌や微生物から体を守るために必要な活性酸素。しかし、過剰に増加してしまうと健康や美肌において悪影響を与えることが分かっています。

また健康面から見ると、活性酸素は生活習慣病の原因のひとつです。美容面においてはシミやシワ、肌の弾力・保水力低下などを起こしてしまいます。美しく若々しい肌を保つためには、活性酸素を抑えることが必要不可欠です。

プラセンタに含まれる抗酸化成分は、活性酸素の発生や働きを阻害し、体や肌の老化現象を抑えてくれる効果が期待できます。

【期待できる効果その5】血流をスムーズにする

プラセンタには血流を良くする効果が期待できる成分が豊富です。血流が改善されると、体内では適切に新陳代謝が行われるようになるため、結果としてスムーズな新陳代謝による肌の生まれ変わりなども期待できます。

【期待できる効果その6】線維芽細胞の増殖をサポートする

線維芽細胞とは肌内部に存在する細胞で、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの弾力成分や保水成分を作り出す働きをするものです。繊維芽細胞が減ると、肌は弾力や保水力を失いハリや潤いを失ってしまいます。

プラセンタにはグロースファクター(成長因子)が含まれており、さまざまな細胞の増殖をサポートする効果が期待できます。
もちろん、若々しい美肌に欠かせない線維芽細胞の増殖もサポートするため、プラセンタを接種することで美肌効果が期待できるでしょう。

【期待できる効果その7】肝臓への負担を抑える

プラセンタは、肝臓に関連する病気の治療などにも用いられることがあります。アルコールなどを分解する際に破壊してしまった肝細胞の修復や、肝臓から発生する活性酸素の増殖抑制、肝臓に沈着する脂肪を減少させるなど、プラセンタによって期待できる効果により肝臓負担を抑えることができます。

【期待できる効果その8】自律神経を整える

プラセンタに含まれるグロースファクター(成長因子)には自律神経を整える効果も期待できます。
そのため、ホルモンバランスの影響により自律神経が大きく乱れやすくなる、更年期障害などの治療でもプラセンタを用いることがあります。

プラセンタに副作用はあるの?

基本的に、プラセンタによって何らかの副作用が起こる可能性は極めて低いと言われています。

ただし、プラセンタの種類によってはアレルギー反応を起こす可能性があります。ブタ、ウマ、ヒツジなどにアレルギーのある方は、アレルギー物質を含むプラセンタを避けるなどの注意が必要です。

プラセンタの種類と特徴

プラセンタにはさまざまな種類があります。プラセンタを選ぶ時には、それぞれの種類や特徴などを知って選ぶのが良いでしょう。

ヒトプラセンタ

ヒト由来のプラセンタを扱えるのは病院などの医療施設に限定されています

そのため、国内で市販されているプラセンタ製品は、ブタやウマが由来となるものを用いて製造されています。ヒト由来のため、アレルギーなどの心配も少なく高い効果が期待できます。

近年、傷の修復や保水力アップの効果が期待できると人気のヒトプラセンタジェルも、医療施設でのみ処方されている医薬品です。

ブタプラセンタ

国内で市販されているプラセンタ製品の多くはブタ由来のものと言われています。ブタは一度に出産する頭数が多いため、多くのプラセンタが抽出可能です。

比較的安価で製品化しやすいため、コスメや基礎化粧品、プラセンタドリンク等幅広く用いられています。

ウマプラセンタ

ウマプラセンタは、他のプラセンタに比較するとアミノ酸含有量が多く、より高いプラセンタの効果が期待されます。
しかし、一度の出産頭数は1~2頭と少ないため、希少価値が高いのが特徴です。

ヒツジプラセンタ

ヨーロッパをはじめとする諸外国で人気なのが、ヒツジプラセンタです。ヒツジは元々免疫力が高い動物。そのため、胎盤も健康的な状態で採取でき、安全性も高いことが人気の理由です。

他のプラセンタと比較すると、浸透率が高いとも言われています。しかし、日本ではあまり取り扱いがなく、国内で入手できるヒツジプラセンタは海外からの輸入品であるケースがほとんどです。

植物性プラセンタ

胎盤は胎生で繁殖する哺乳類特有のものですが、植物の中にもプラセンタと似た成分を持つものがあります。植物に含まれる胎座には、プラセンタに似た成分が含まれていることから植物性プラセンタと呼ばれるようになりました。植物性プラセンタはメロン胎座から抽出されることが多いようです。

しかし、哺乳類のプラセンタと異なり細胞の増殖をサポートするグロースファクター(成長因子)は含まれないため、期待できる効果は大きく異なります。

海洋性プラセンタ

プラセンタと似た成分を持つ器官が魚類にもあります。魚卵を包む魚卵膜には、プラセンタのようにアミノ酸などが豊富に含まれていることから、そこから抽出されたエキスを海洋性プラセンタと呼びます。

しかし、植物性プラセンタ同様グロースファクター(成長因子)を含まないため、期待できる効果が大きく異なります。

安全なプラセンタを選ぶポイント

プラセンタは人体にとって安全な成分と言われていますが、体内に取り込むものなので安全性のより高い製品を選ぶのが良いでしょう。

特に動物由来のプラセンタは、品質の良い動物から抽出されたものや、適切な加工を施されたものを選ぶべきです。
特定の病気を持っていない健康な豚であることを証明する「SPF豚」由来のプラセンタを選んだり、国産で適切な製造ラインによって生産された製品であることを証明する「GMP認定工場」の製品などを選んだりしてみてください。

プラセンタの使用方法と効き目の違い

プラセンタと言えば、コスメやドリンクの他、医療施設で注射する方法をイメージする人も少なくないでしょう。プラセンタは種類だけでなく、どのように体内に取り込むかも重要です。

続いては、プラセンタの使用方法とそれぞれの方法による効き目の違いを紹介します。

肌に直接塗布する

プラセンタジェル

プラセンタは化粧水やクリーム、ジェルなどに配合して直接肌に塗布することができます。しかし、肌から直接プラセンタを取り込み効果を得るためには、高濃度のプラセンタが必要です。

化粧品などに含まれる場合、プラセンタの配合量が少なく期待する効果が現れにくいケースも珍しくありません。肌に直接塗って使用したい場合は、高濃度のプラセンタジェルなどを選ぶのが良いでしょう。

経口接種する

プラセンタサプリ

ドリンクやサプリ、錠剤など、プラセンタは経口摂取も可能です。経口接種することで余すことなく、体内に取り込むことができます。体内に吸収された後、全身を巡るまで時間がかかるため、中〜長期的に接種しないと効果を実感しにくいことがあります。

注射する

プラセンタ注射

医療機関の場合、プラセンタを注射により直接体内に注入することができます。注射として必要な部分に直接注入するため、速効性が期待できます。

プラセンタを使う時の注意点

プラセンタは安全性の高い成分ですが、使用時には3つの注意点があります。最後にプラセンタを使用する際の注意点についても紹介していきましょう。

アレルギーを起こす可能性がある

プラセンタの由来となる動物のアレルギーを持っている場合、アレルギー反応を起こす可能性があります。

国内で市販されているプラセンタの多くは、アレルギーを起こしにくいと言われているブタ由来のものですが、肌に直接塗布するものはプラセンタ以外の成分にアレルギーを起こす可能性もあります。また、中にはブタのアレルギーを持つ人もいるでしょう。

直接塗布する場合はパッチテストをしたり、経口摂取する場合は医師や薬剤師に相談したりするのがおすすめです。

薬との飲み合わせは医師に相談する

プラセンタに禁忌とされる飲み合わせはありません。しかし、サプリに精神安定の作用を期待して含まれる「セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)」などの成分には避妊効果を下げる働きがあると言われています。

ピルなどホルモンバランスをコントロールするお薬との飲み合わせは医師や薬剤師へ相談した方が良いでしょう。

また、他のサプリと併用する場合は、プラセンタ以外の含有成分の過剰摂取にならないよう注意も必要です。

直接注射をすると一定期間献血ができない

医療機関でヒトプラセンタを注射すると、一定期間献血や輸血ができなくなるので注意が必要です。

プラセンタ自体は安全性が高いものですが、注射器を使用することで変異型クロイツフェルトヤコブ病という病気の感染リスクが発生すると言われています。
実際、感染対策が徹底して行われているため、過去にプラセンタ注射によって変異型クロイツフェルトヤコブ病に感染した例はありません。
しかし、厚生労働省からの指導により一定期間献血や輸血が不可能になります。

プラセンタ注射の前に必ず事前に説明が行われるため、医師や看護師の説明をよく聞き疑問点があれば質問すると良いでしょう。

まとめ

哺乳類に欠かせない器官である胎盤から抽出されるプラセンタ。その違いや特徴を理解して、適切に使用すれば病気の治療や更年期障害の症状改善、美肌効果などさまざまな効果が期待できると言われています。

プラセンタは市販品も多く流通していますが、安全で高い効果が期待できるものを使いたいなら医療機関での施術や処方を検討してみるのがよいでしょう。当院では、気軽にプラセンタを体感できるヒトプラセンタジェルを取り扱っています。ぜひお気軽にお問合せください。

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この記事の監修者

宿田 孝弘
宿田 孝弘 ネオクリニック 院長

ネオクリニック院長の宿田孝弘です。私たちのクリニックはとても小さなクリニックですが皆様にとってのコンビニクリニックになれるように努力しますのでよろしくお願いします。

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